では、避難生活空間のケースはどのようなものがあるのだろうか。
①飼い主と自宅
自宅が被災を免れ住める場合、飼い主と犬が自宅で一緒に避難生活を送るケース。
②飼い主は避難所、犬は自宅
愛犬が吠えて迷惑となり避難所に居づらい場合や、もともと屋外飼育の場合、多頭飼育の場合などに自宅の安全を確認し、飼い主は避難所で生活しつつ自宅に犬だけを置くケース。
③避難所の軒先
避難所の建物の軒を利用し、ロープとシートなどで風雨よけを作り飼い主と犬が一緒に過ごすケース。
④避難所で専用飼育スペース
避難所建物内には飼い主だけが入り、犬は避難所敷地内のペット専用スペースにいるケース。
⑤避難所屋外でテント
避難所の敷地内にテントを設置できる場合、飼い主と犬が一緒に過ごすケース。
⑥避難所屋内で同居
避難所の屋内に他の避難者と分離したペット飼育者専用スペースが設けられた場合、飼い主が犬と一緒に過ごすケース。
⑦避難所屋外で飼い主の車内
避難所の敷地内に車を停められる場合、車内で飼い主と犬が一緒に過ごすケース。
⑧病院またはペットホテルへ預ける
かかりつけの動物病院等に一時預かりをしてもらうケース。
⑨知人や親類へ預ける
長期間、自宅や仮設避難場所で犬を飼うことができない場合、友人や知人、親族に犬を預けるケース。
⑩動物保護シェルターへ預ける
長期間、自宅や避難所では犬を飼うことができず、他に預け先も見つからない場合、動物保護シェルターに預けるケース。
などがあることを覚えておこう。