犬だって歳をとる

6ヶ月で我が家に迎えたあんずは、早いもので今年11月で10歳になる。

私が今まで飼養してきた犬たちは、介護が必要になるようなことはなく天寿を全うした。

ヨーキーの元気は、すい臓癌を患い、ハスキーのセブンは、脊髄癌を患い後ろ足に不自由が生じたが介護が必要な状況にはならなかった。マルチーズのチーは病に侵されることはなく老衰だった。そして、すべての犬たちが私の腕の中でその犬生を閉じた。

しかし、今、飼養中のあんず、プリシラ、ふわりは今後、介護が必要になることが起こりうることを考えなければならないのだ。

※今、9歳のあんず。日々、歳を重ねて何れ老犬となっていく。


以前、私の知人が飼養していた老犬でほとんど歩けなかったトイプードル、名前はラッキーは、癌を患い、頬から膿みが出て異臭を放っていた。それでも知人は、日中はリビングに、夜は寝室にと長年共に暮らしたパートナーだからといつも自分の傍に移動させて暮らしていた。同じ経験をされた方なら解るだろうが膿みが放つその異臭は強烈なものである。その後、ラッキーは、知人に看取られ犬生を終えた。

犬の飼養放棄理由の一つに老犬になったからというのがある。

犬も命ある生物だから当然、人と同じように歳をとり、今までできていた排泄を失敗するようになったりと手がかかるようになってくる。歩行ができなくなったり認知症を患ったりすると介護が必要になることがあること、また、介護にはそれなりの費用がかかることを肝に銘じて犬を迎えなければならない。

日本経済新聞夕刊2017年5月13日付にこんな記事が出ていた。

記事によると小型犬では、13歳で認知症などが発症する可能性があるそうだ。

我が家のように歳が近い多頭飼いの場合、同時に複数頭の介護をしなければならないことも起こりえるのだ。

介護は、費用だけでなく私の時間も費やされるが、私は今まで飼養してきた犬たちのように最後まで私の傍におき、私の腕の中で見送りたいと思っている。

終生飼養という言葉がある。

共に暮らしてきたパートナーの最後を見届けるのも飼養者の責任だと思う。


文・写真:吉川孝治

あんず山荘の仲間たち Life it's the dog

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