我が家の自由運動便り 2

2回目は、我が家から車で1時間ほど走ると到着する秘密のお山(雑木林)での様子を。

周りに人がいないことを確認してからの自由運動開始となる。

この日は、プリシラのテンションが高く、プリシラの遊びに誘うウサギ走りからスタートした。

プリシラの誘いに応じたのはあんず。あんずとプリシラの追いかけっこが始まった。

走る速さは、体格の差もあり、あんずの方が早く、プリシラは、あっさりと抜かれ、抜かれたあと、あんずを追うことがないのは何故だろうと不思議に思う。

あんずとの追いかけっこを終えたプリシラが次に追いかけっこに誘ったのがふわり。

ところがプリシラの意に染まないふわりに対してプリシラはそれを察知して自分の気持ちを落ち着かせるために臭い嗅ぎの行動を。さすが先住犬、あんずに教え込まれているなと感心した一場面だった。

遊び足りないプリシラは、臭い嗅ぎをしているあんずの元へ再び出向きお誘いを開始した。

臭い嗅ぎに集中しているあんずは、プリシラの追いかけっこの誘いに今回は応じなかった。それでもプリシラはふわりの時とは異なり、あんずを執拗に遊びに誘っている。

プリシラの中では、あんず→プリシラ→ふわりという順位が存在し、下位の犬に対して行ってはいけないこと、上位の犬に対して行っても良いことのルールがあるのだろうか。見ていて飽きなかった。

ふわりはというと相変わらず探索と臭い嗅ぎに没頭し、自分が安心する居場所を見つけては寛いでいた。

今では自由運動を謳歌しているプリシラだが、我が家に迎えたころは、自由運動どころか散歩でもビビリ犬だった。

※2012年10月散歩時のプリシラ。


ふわりも徐々にあんずとプリシラに感化され、成長していくことだろう。これからのふわりの変化が楽しみだ。


文・写真:吉川孝治

あんず山荘の仲間たち Dog Training Partner

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